レポート

SE構法の技術力 Vol.1 ~耐力フレームの強度~

「SE構法は他と何が違うの?」と思ったことはありますか。
きっと、わかったようでわからないのが現状だと思います。
そんなみなさんの疑問を少しでも解決しようと思い、「SE構法ってOOなんです」を具体的事例や過去に実施した実験の解説を交えながらお伝えしていきます。
それでは、記念すべき第1回耐力フレーム編のスタートです。

 


木造住宅になぜ壁が必要?

そもそも、どうして木造住宅に壁は必要なのでしょう。柱や梁だけではダメなのでしょうか。実は、地震や台風などが無ければ柱や梁だけでも建物は倒れないのです。建物に加わる力は大きく分けて、縦向きの力(鉛直力)と横向きの力(水平力)があります。普段建物は、自分自身の重さ、建物内に置いてあるものや建物内にいる人などの重さを支えています。この重さが縦向きの力であり、柱や梁によって支えられています。このような縦向きの力だけであれば柱や梁で支えられるのですが、建物に加わる力には横向きの力もあります。それが地震や台風による力です。地震や台風がくると建物は横向きの力を受けます。横向きの力を受けると建物は横から押されている状態になります。横から押されると建物は傾いていき、最後には耐えきれなくなり倒れてしまいます(図1上)。ですから建物は、横向きの力を受けても傾かないように何かしらの抵抗力を持つ必要があります。一般的な木造住宅の場合、柱や梁の接合部は柔らかく、横向きの力を受けると簡単に傾いてしまいます。そこで、壁(筋かい、合板壁等)を入れることで横向きの力に抵抗することになります(図l左下)。地震玄嵐で建物が倒れないために壁が必要なのです。

それではSE構法の場合はどうなのでしょう。SE構法にも壁は必要になりますが、一般的な木造住宅と違いSE金物で柱や梁を接合しています。このSE金物で柱や梁を接合することによって、一般的な木造住宅よりも骨組が強くなっています。骨粗が強くなったことでSE構法では一般的な木造住宅より壁を少なくすることができるのです(図1右下)。

 

さらに詳しい内容は添付資料をご覧ください。