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9.実施設計
SE構法で使われる金物は自動車と同じ塗装をしています。
2009/10/27
近年の木造住宅では、釘や接合金物等、構造金物が多く使用され、構造耐力上重要になってきています。
これら金物の材質はほとんどの場合鉄(鋼)であり、何の対策も施さなければ、自然環境下では酸化し錆びてしまいます。
木造住宅内部における金物の劣化原因は、外部から侵入した雨水、生活水、結露などの水分のほか、海塩粒子やダスト、木材由来の有機酸などです。
これらの原因から、何らかの表面処理をして錆を防ぐ必要があります。

SE構法では、金物全てに自動車のシャーシ等に用いられているカチオン電着塗装で何度もコーティングし、錆対策も万全です。
塩水噴霧試験においても、1000時間塩水を吹き付け表面の状態を調べた結果、表面の一部に極小な劣化は見られたものの、ほとんど試験前の状態と同じ品質レベルを保ちました。
この試験時間は、通常の状態の100年分の負荷を掛けた状態に相当します。
SE金物は、錆や品質劣化を抑えるトップクラスのテクノロジーによって強度を永続的に保ちます。
建物は維持管理によって長寿命化を担保するものでありますが、現代の構法においては、構造金物はメンテナンスフリーを要求されることがほとんどです。
木造住宅特有の劣化因子にも配慮して金物の耐久性を確保してゆく必要があるでしょう。
そのほか、表面処理の選定にあたっては、木材保存処理薬剤との相性、輸送時や建設時を考慮した耐磨耗性や、万が一傷がついた時の耐久性、表面処理時の熱による母材の変性などにも配慮すべきです。
SE構法のその他の構造材についてはこちらから。









